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2021.10.03ブログ

第8回日本眼形成再建外科学会を主催して

第8回日本眼形成再建外科学会学術集会は、コロナ禍の影響で一年延期され、今年WEB開催となりました。5月15~16日の2日間ライブ配信及び6月3~16日のオンデマンド配信を行いました。これは、未曾有のCOVD-19によるパンデミック状況の中での苦渋の判断で、眼形成学会史上初の試みとなりました。

本学会を任せて頂くことになって私は、スローガンからポスターデザインの詳細まで丹念に練りました。『Look Better, See Better、よりよい眼形成、よりよい視機能』とは、本学会を通して、眼形成と視機能という二つのテーマをさらに融合させ、患者のQOV及びQOLの向上を目指すべきとの考えからです。また学会ポスターのデザインは、愛媛カラーであるオレンジを背景とし、道後温泉や坊ちゃん電車を登場させ、そこへ目のイメージを演出するために睫毛の形や向き、その角度までこだわりました。修正を重ね美しい睫毛が仕上がり、松山という瞳から眼形成の最新情報を日本中に広く発信するというイメージを作りました(図1)。

学会プログラムではSingapore National Eye Centre のCHOO先生の特別講演(図2)や愛知医科大学の柿崎先生の教育講演、シンポ1の会長特別企画「眼形成と視機能」、シンポ2の「眼瞼下垂手術エキスパートオピニオン」及びシンポ3「眼窩疾患診療アップデート」、どれも最新情報満載で皆様の日々の眼形成の診療に役に立つコンテンツとなっております。第一回会長賞は、那覇市立病院の大山泰司先生が受賞されました。京都府立、渡辺先生のご指導下でのアイディア満載の発表でした。今後も益々若手先生の面白い臨床研究発表を期待したいと思います。

初めてのWEB開催ですが、現地開催以上の参加人数で有意義な討論も出来、皆様にはコミュニケーションが取りやすく、参加しやすかったのではないでしょうか?この新しい学会スタイルは今後の学会に活かせていければと存じます。

最後に、本学会にご参加される皆様、開催の準備にご尽力下さったコングレのスタッフの皆様、ご協賛して下さった各方面の皆様に心より感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました!

第8回日本眼形成再建外科学会会長                           

愛媛大学眼科 准教授

(現 はなみずき眼科 院長)

鄭 暁東

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