カスタマーハラスメントの実態と対策についての講習会が開催されました

外部より先生をお招きし、カスタマーハラスメントの実態と対策についての講習会が開催されました。

 令和６年６月２８日（金）13：00より、当院にて講習会が開催されました。

講師として、弁護士法人SOH（愛媛弁護士会）和田資篤弁護士をお招きして「カスタマーハラスメント」について講習を行っていただきました。

 講習ではまず、医師の応招義務について説明して頂き、医療現場において考慮すべき事、いろんなシチュエーションにおける診察を行わないことが適応となる場面について詳しく説明して頂きました。医療機関では一般的な背景事情に加えてカスタマーハラスメントが生じやすい状況との事で、適切な対応を学べました。

 今回の講習会では、事例をいくつか挙げ、モンスターペシェントへの対抗策についてどういった受け答えが適切なのか、また、今ＳＮＳ時代における医療現場の無許可撮影や録音など迷惑行為に対して対策法について学びました。

 医療従事者として最高の医療サービスを提供するとともに、カスタマーハラスメントに適切な対応が出来るよう今一度考えさせられる貴重な時間となりました。　

（文責　清水）