よくあるご質問FAQ
iLASIK(アイレーシック)
- アイレーシックは誰でも受けられますか?
- 角膜が極度に薄い方、円錐角膜、10D以上の強度近視、眼底疾患、妊娠中や授乳中の方はアイレーシックに不適応であると判断されることがあります。
- 近視は戻りますか?
- 症例によっては近視がやや戻ることがあります。しかし、元の近視の状態までには戻りません。もし、術後1 年以内に再照射の必要があれば無料で行います。
- アイレーシックに年齢制限はありますか?
- 適応年齢は18~45 歳です。45 歳以上の方は老眼の年齢に近いため、術後近くが見えにくくなります。この場合は、「わざと少しだけ近視を残したゆるめの矯正にする」「左右差をつける(モノビジョン)」など、個々のライフスタイルに応じた手術も可能ですが、術前カウンセリングが必要です。
- 手術時間はどれくらいですか?
- 近視、遠視、乱視の程度により異なりますが手術時間は約5~10分程度です。
- 手術後、眼を触ったりこすったりしても大丈夫ですか?
- フラップが安定するまで、術後約1週間は強く目を触ったり、こすったりしないようにしてください。その後は通常どおりに生活できます。ただし、格闘技をされる方など、目に強い衝撃を受ける可能性の高い方は、PRK などの術式を勧める場合もあります。
- アイレーシックは健康保険がつかえますか?
- アイレーシックは健康保険適応外です。そのため手術にかかる費用は全額自己負担となります。ご加入されている生命保険・共済等の契約内容によっては、医療給付金を受けられるものもありますが、ご加入の保険会社にお尋ねください。
白内障手術
- 手術時間はどのくらいですか?痛いですか?
- 通常10分程度です。局所麻酔にて行いますので痛みはありません。
- 術後の診察スケジュールは?
- 術後翌日、2日後、1週後、2週後、1か月後を予定しています。
- 術後、シャワーや洗顔はできますか?
- 目に水が入らなければ、手術の翌日から首下シャワーは可能です。
- 多焦点眼内レンズ手術の適応はどのようなものでしょうか?
- 当院は厚生労働省に承認された多焦点眼内レンズ手術(2焦点・3焦点・焦点連続型)を実施できる先進医療施設です。単焦点レンズに比べ、多焦点の場合は術後遠くも近くもメガネなしで生活できる可能性が高いです。手術の適応基準があり、患者様のライフスタイルや視機能に対するニーズの相談、眼底疾患などの十分な検査が必要となります。希望があればお問い合わせください。
- 多焦点眼内レンズ手術は自費診療ですか?
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令和2年4月より、国内認可の多焦点眼内レンズを使用する白内障手術は、厚生労働省が定める選定療養の対象となりました。手術代は保険診療ですが、患者様ご自身が選択して受ける追加的な医療サービス(多焦点レンズ)費用は自己負担となります。
しかし、ヨーロッパでは既に新しいプレミアム多焦点レンズ(5焦点・EDOF3焦点など)が認可され、高い評価を受けています。国内では未認可ですが、当院では自費診療にて取り扱っておりますのでご相談ください。 - 日帰り手術ですが、入院できますか?
- 当院では、日帰り手術を実施しています。遠方の方は、ご希望があれば当院提携の松山市内のホテルをご紹介させて頂きます。気軽にご相談ください。
網膜硝子体疾患
- 将来、加齢性黄斑症の可能性があると言われました。どうすればいいですか?
- 症状がなくても眼底の状態から前駆状態と判断されたのだと思います。引き続き定期検査を受けてください。
- 予防法などありますか?
- 紫外線、喫煙、ストレスなどがリスク因子として挙げられます。慢性疾患ですから、生活習慣の見直しが必要と思われることもあります。また欧米ではサプリメントによる予防医学が進んでいます。当院でも取り扱いしておりますので気軽にご相談ください。
- 治りますか?
- 網膜は現代の医療では再生困難です。失われた視機能は残念ながらもとには戻りません。そのためにも早期診断による進行抑制が必要です。また最近では抗VEGF(vascular endothelial growth factor)硝子体注射という治療法が認可され、視力維持に効果を発揮しています。
眼内コンタクトレンズ
- 治療は誰でも受けられますか?
- 事前に詳しい検査を行い、目の形、状態、生活習慣などを総合的に検討し、治療が可能かを認定医師が診断します。また正確な検査のためにコンタクトレンズ(特にハードレンズ)は一定の期間装用を中止していただく必要があります。妊娠中、授乳中は視力が不安定になることがあるため近視矯正手術はできません。
- 眼内コンタクトレンズを入れていることは他人に気が付かれますか?
- 虹彩の後ろに挿入するので、外からは見えません。
- 手術時間はどのくらいですか?痛いですか?
- 両眼で15分程度です。点眼麻酔をしますので痛みはほとんどありません。
- 「ハロー」・ 「グレア」とはなんですか?
- 暗いところで明るいライトなどを見た時に光の周りににじんだ輪が見える現象をハロー(光輪症)といい、ギラギラと光ってとても眩しい症状をグレアといいます。症状の度合いや期間には個人差がありますが、治療後数ヶ月で自然と気にならなくなることが一般的です。
- 費用は公的医療保険の対象ですか?
- 公的医療保険の対象ではありません。ご自身で加入している民間保険の給付については、「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象かどうか、加入保険会社へお問い合わせください。
- 老眼も治りますか?
- 40歳頃から加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見にくい」と言った老眼の症状が出始めます。老眼は遠近のピントを合わせる能力が衰える症状です。眼内コンタクトレンズ治療は近視や乱視など屈折の矯正を行いますが、老眼の治療ではありません。老眼により手元が見にくい場合は近用眼鏡(老眼鏡)等を適宜使用してください。
オルソケラトロジー
- コンタクトレンズをしてもすぐ充血するほどのアレルギー性結膜炎がありますが、使えますか?
- 夜間装用レンズですので昼間は裸眼で過ごせます。適切な加療により充血はかなり軽減します。症例によって異なりますのでご相談ください。
- 近視進行の抑制効果があるのは本当ですか?
- 本当です。多くのエビデンスがあり、国内・海外で多数の論文報告がされています。ただ、そのことだけにとらわれて安易で不適切なコンタクトレンズ管理者が増えてしまえば、患者様に不利益な結果を招きかねません。必ず適切な眼科専門医にご相談ください。
- 保険は使えますか?
- 保険診療外になります。自費診療です。
眼瞼下垂
- 術後どのくらいで抜糸しますか?
- 術後7~10日で抜糸します。
- 術後、シャワーや洗顔はできますか?
- 傷口をぬらさなければ、手術の翌日から首下シャワーは可能です。
- キズは残りますか?
- 通常の二重瞼手術と同じく二重のラインに沿って眼瞼の皮膚を切開しますので切開創は目立ちにくいです。
- どのくらい腫れが続きますか?
- 個人差がありますが、腫れや皮下出血は徐々に引いていきます。
当院では、最小限の出血を目指して手術を行います。術後の腫れ、赤みは1~2週間ぐらいで落ち着きます。 - まぶたの位置はどう決めますか?
- 下垂症状の改善と共に両眼瞼形状の位置、美しい仕上げを重視しています。
そのため当院では、両眼下垂の場合は両眼同時手術を行い、仰臥位によるまぶたの位置の誤差を避けるため、術中座って頂き、座位にて両眼の最善な眼瞼位置を確認し患者様と相談しながら決めるようにしてます。
流涙症(なみだ目)・内反症
- 流涙症の原因はなんでしょうか?
- 結膜炎、眼瞼内反症、結膜弛緩症、涙道閉塞など様々です。一度受診して頂き病因を確認してから適切な治療をおこないます。
- 眼瞼内反症手術の時間、術後の管理はどのようにしますか?
- 手術時間は20分程度です。術後創部に眼軟膏を塗布します。抜糸は1週間後です。
- 結膜嚢形成術の手術時間、術後の管理はどのようにしますか?
- 手術時間は15分程度です。術後抗菌薬、消炎剤を点眼します。通常、抜糸の必要はありません。
- 涙道チュービング術はどのようにしますか?
- 局所麻酔を行い、閉塞部位を拡張し涙が流れやすくするために特殊なシリコンチューブをいれます。手術時間は10分程度です。術後、抗菌、消炎の点眼を処方します。また、定期的に涙道洗浄を行い、チューブは通常3か月程度留置します。
眼精疲労
- 調節機能検査(AA-2)はどのくらい時間がかかりますか?
- 2分程度です。
- 調節けいれんにどのような方法で治療しますか?
- AA-2結果をもとに毛様体筋の緊張を和らげる点眼加療を行います。
- AA-2検査で分かることは他に何かありますか?
- 例えば、難治性ドライアイの症例において通常の点眼治療にて症状改善がみられない場合、眼精疲労、調節けいれんなどを合併していることが確認できれば、適切な点眼加療、生活指導などを行うことで症状が改善します。
- AA-2検査は保険診療ですか?
- 保険診療です。
緑内障
- 白内障と似た病気ですか?手術で治りますか?
- 病名は“白”と“緑”の違いだけで似ていますが、疾患自体は全く別のものです。白内障は手術をすることによってほとんどの方が“より見えるようになる”のに対して、緑内障の手術は、あくまでも点眼などの投薬治療では眼圧コントロールが不十分な方が受ける“進行を遅くする”ための手術です。よって手術後も、引き続き適切な管理が必要です。
- 緑内障の点眼はいつまで続けますか?
- 必要であれば、ずっと続けます。定期的に検査をし適切な管理が必要です。
- 人間ドックで緑内障疑い、あるいは視神経乳頭陥凹と言われました。どうすればいいですか?
- 眼科専門医を受診してください。視野検査が必要です。検診や人間ドックは疑わしいものを見つけるためのものです。診断されたわけではありませんので、怖がらずに、まずは気軽に受診してください。
コンタクトレンズ
- アレルギー性結膜炎があってもコンタクトレンズは使えますか?
- 適切な治療をしながら装用可能です。
- コンタクトレンズをすると目が乾くのですが・・・
- コンタクトレンズの種類を変更したり、点眼併用などで対処可能です。
- カラーコンタクトをしたいのですが・・・
- 目に直接つけるものですから、必ず眼科でご相談ください。目の健康を保ちながらおしゃれを楽しみましょう!
- 運動のため小学生の子がコンタクトレンズをしたがるのですが・・・
- 今のコンタクトレンズはとても高性能で、目にもやさしいです。しかし取り扱いを誤れば大変なことになります。いろいろなご相談に応じますので安心してご来院ください。